Crina Rのたわいの無い日々

Crinaのちょっとした事を書いていくブログです。ぼのぼのブログもあるので、そちらも是非〜

今回の騒動について

 こんなことをブログに書く俺もどうかと思うけど、俺の中での言いたいこともあるから書かせていただきます。

news.yahoo.co.jp

 今回書かせていただく内容というのは、この件のことです。この記事の内容を要約すると、作曲者であるマイケル氏が作曲した曲が『チョロQHG2』内で無断で使用されていたということを主張しています。そして、そのチョロQHG2で用意された楽曲のほとんどがマイケル氏が作成したものだとも言っています。初めてこの記事を見たときは、何言っているんだこの人?と思っていました。というのも、チョロQの楽曲で、タムソフトとEゲームから出されているシリーズはBUNさんこと、田辺文雄氏によってBGMはほとんどが作成されています。ですので、盗作はしていないので、20年越しにいちゃもんを付けて自分のものにしようとしたのではないかと思っていました。

 チョロQシリーズをプレイしたことがない人や、チョロQのことを深くまで知らない人からしたら田辺氏が盗作したと思いますし、逆に知識がある人であればマイケル氏がいちゃもんを付けて自分のものにしようとしていると思います。自分も昼頃に見た田辺氏のブログを見るまではそんな感じでした。

 

pinksardine.seesaa.net

 そう、田辺氏のブログにて、今回の騒動について書かれています。田辺氏のブログを見て思ったことは、好きで盗作したのではないということ、当時のゲーム開発の闇というのを垣間見れたということです。件の内容は途中から書かれていますので、じっくりと見ていただければいいと思います。要約すると、楽曲作成時にクライアントから強制的に使用しなければならないものがマイケル氏の楽曲で、著作権フリーのものではないという時限爆弾であることに、当時の田辺氏は知ることもなく、仕方なしにゲームで流されるように調整して流していたということらしいです。そして、当時のゲーム開発の裏事情も書かれています。もちろん、自分も田辺氏のブログを見ました。

 これは酷いとしか言えないですよね、クライアントから要求されたものを作らなければならないし、期限もある。そんな中で作成された楽曲は私たちチョロQファンは楽しく、そして好きになっています。もちろん私も好きですよ、特にアッチッチケイブとか好きですからね。今回の件には驚きしかありませんでしたよ...

 

 今回の騒動で、田辺氏によって作成された曲はまさかの別の作曲者であるマイケル氏によってつくられた楽曲であるということにも驚かされましたが、見方を変えると、このチョロQHG2をプレイし、そこでマイケル氏の曲を知ることができたということ、マイケル氏の曲をPS2の中で流せれるようにした田辺氏にも感謝しかないと思えましたね。確かに盗作は許されることではないですが、元返すと、クライアントが用意した楽曲をちゃんと確認しておけばこのようなことにはならなかったのかもしれません。ですが、発売されて20年、知る由もないですよね。この件がどうなるのかは、今後の動向を確認してみないと分かりませんね。今回の騒動は私にとって衝撃的でした。何か動きがあって、またブログを書くことがあればまた書こうと思います。

 

 一応チョロQHG2をプレイしたことがないからやりたい人のために商品URLは乗せておきますね